===================================================================== 【名 称】 拡張Editコンポーネント(EditExt) Version 2.0.1 【登 録 名】 EDITEX201_D5.LZH 【バイト数】 9,215 【制作者名】 PFB01706 田中 芳起 【掲載者名】 PFB01706 田中 芳起 【動作環境】 Delphi3.1J以上 【掲載月日】 2002/10/05 【作成方法】 LHA等にて解凍を行う。 ------------ 【動作確認】 Windows9X,WindowsNT4.0(SP5),Windows2000,WindowsXP Delphi3.X,4.0,5.0 【ソフト種】 フリーウェア 【転載条件】 メールにて連絡をお願いいたします。 ===================================================================== ◆はじめに、 EDITEX201_D5.LZH をダウンロードしていただき、誠にありがとうございます。 前バージョン(EDITEX20.LZH)は、多数の方にご使用いただきましたが、今回、 新たにDelphi5に対応しました。 このコンポーネントは、TCustomEditから派生して標準のEditコンポーネン トの機能を拡張しております。 前バージョンに比べ、プロパティの追加と一部コードの書換えを行っており ます。 ◆特徴 拡張Editコンポーネント(EditExt)は、標準のEditコンポーネントの機能に 以下の機能を付加したものです。 ・入力文字列の左寄せ、右寄せ、中央揃え (Alignmentプロパティ) ・オートエンターの有無 (AutoEnterプロパティ) ・コントロールが入力フォーカスを受け取ったとき、フォーカスを失った ときの色指定 (ColorOnFocus、ColorOnNoFocusプロパティ) ・フォーカスを受け取ったとき、カーソルをフィールドの最後に自動的に 移動するか否かを指定可能 (CursorEndFieldプロパティ) ・コントロールが入力フォーカスを受け取ったとき、フォーカスを失った ときのフォント指定 (FontOnFocus、FontOnNoFocusプロパティ) ・矢印キー(↑、↓)による、コントロールの移動 (NextByArrowKeyプロパティ) ・[Enter]キーによる、コントロールの移動 (ReturnNextプロパティ) ・[Esc]キーにより、フォーカスを受け取った直後の内容に戻す機能。 ◆ファイルの内容 EDITEX201_D5.LZHをLHAで解凍すると、次の3つのファイルが生成されます。 ・Editext.dcu : コンポーネント本体 ・Editext.dcr : リソースファイル(コンポーネントパレットでの表示アイコン) ・Editext.txt : 今、ご覧になっているファイルです ◆インストールの方法 インストールは、次の手順で行ってください。 ・EDITEX201_D5.LZH を、任意のディレクトリに解凍します。 ・次の2個のファイルをライブラリパスの通ったフォルダにコピーした後、 Editext.dcuをコンポーネントインストールして下さい。 (Editext.dcu,Editext.dcr) ◆追加プロパティの説明 (1) property Alignment: TAlignment; 編集する文字列の位置を指定します。 値 意味 taLeftJustify 左寄せ(デフォルト) taCenter 中央揃え taRightJustify 右寄せ (2) property AutoEnter: Boolean; MaxLengthで指定した桁数以上の入力がされた場合、自動的にコントロ ールの移動を行うか、否かを指定します。 汎用機やオフコンからのシステム移行のとき便利かもしれません。(^^) 値 意味 True コントロールの移動を行う。 False コントロールの移動を行わない。(デフォルト) (3) property ColorOnFocus: TColor; コントロールが入力フォーカスを受け取ったときの色を指定します。 値 意味 clWindow ウィンドウの背景色(デフォルト) ※他は、DelphiのヘルプTColor型を参照してください。 (4) property ColorOnNoFocus: TColor; コントロールが入力フォーカスを失ったときの色を指定します。 値 意味 clWindow ウィンドウの背景色(デフォルト) ※他は、DelphiのヘルプTColor型を参照してください。 (5) property CursorEndField: Boolean; フォーカスを受け取ったとき、カーソルをフィールドの最後に自動的に 移動するか否かを指定します。 AutoSelectプロパティが、Falseのときのみ有効です。 値 意味 True フィールドの最後にカーソルを移動する。(デフォルト) False フィールドの最後にカーソルを移動しない。 (6) property FontOnFocus: TFont; コントロールが入力フォーカスを受け取ったときの、フォントを指定します。 (7) property FontOnNoFocus: TFont; コントロールが入力フォーカスを失ったときの、フォントを指定します。 (8) property NextByArrowKey: Boolean; 矢印キー(↑、↓)により、コントロールの移動を行うか、否かを指定します。 値 意味 True コントロールの移動を行う。(デフォルト) False コントロールの移動を行わない。 (9) property ReturnNext: Boolean; [Enter]キーにより、コントロールの移動を行うか、否かを指定します。 値 意味 True コントロールの移動を行う。(デフォルト) False コントロールの移動を行わない。 ◆著作権等 このプログラムの著作権は,田中 芳起が保有しています。転載にあたって は、事前に作者に許可を取ってください。 また、このコンポーネントのインストールを行った結果いかなる問題が生じ ても作者は責任を負いません。 ◆ ユーザサポート バグレポート、要望、お問い合わせ等は、メールにてお願いします。 NIFTY-Serve : PFB01706 田中 芳起 (PFB01706@nifty.ne.jp) ※本文中に記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。 Microsoft、Windows、Windows NT は、米国マイクロソフト社の登録商標です。 Delphiは、米国ボーランド・ソフトウェア・コーポレーションの商標もしく は登録商標です。 File Name【EDITEX201_D5.LZH】 =====================================================================