===================================================================== 【名 称】 ToolBar 状態保存・復帰コンポーネント Version 2.0.1 【登 録 名】 TBP201_D5.LZH 【バイト数】 6,547 【制作者名】 PFB01706 田中 芳起 【掲載者名】 PFB01706 田中 芳起 【動作環境】 Delphi4以上 【掲載月日】 2002/10/05 【作成方法】 LHA等にて解凍を行う。 ------------ 【動作確認】 Windows9X,WindowsNT4.0(SP5),Windows2000,WindowsXP Delphi3.X,4.0,5.0 【ソフト種】 フリーウェア 【転載条件】 メールにて連絡をお願いいたします。 ===================================================================== ◆はじめに TBP201_D5.LZH をダウンロードしていただき、誠にありがとうございます。 Delphi4からControlBarとToolBarコンポーネントが新たに追加され、アプ リケーションにドッキング・ツールバーを簡単に追加できるようになりま した。しかし、前回のToolBar の状態を保存するメソッドが無いためForm のCreateやCloseイベントに毎回コードを書かなくてはなりません。 ToolBarPlaceコンポーネントは、Formに置くだけで前回の ToolBarの状態 を保存・復帰できます。 ※Version 2.0.0 からは、保存・復帰メソッドのコーディング必要なくな りました。 内容紹介 ◆特長 このコンポーネントは、Formに置くだけでForm上のすべてのToolBarの状態 (位置、フローティングの有無等)を一括管理することができます。 また、保存もシステム・レジストリとINIファイルを選択することができま す。 ◆ ファイル構成 ・TBP201_D5.LZH には以下のファイルが梱包されています。 ・ToolBarPlace.txt : このファイル ・ToolBarPlace.dcu コンポーネント本体 ・ToolBarPlace.dcr リソースファイル ◆ インストール インストールは、次の手順で行ってください。 ・TBP201_D5.LZH をLHAにて任意のディレクトリに解凍します。 ・ご使用になるDelphiのバージョンに応じた コンポーネント本体を解凍し ます。 ・ToolBarPlace.dcu とToolBarPlace.dcrを、ライブラリパスの通ったフォ ルダにコピーした後、ToolBarPlace.dcu をコンポーネントインストール して下さい。   これで、コンポーネントパレットの [SuperTools]にToolBarPlaceが追加 されます。 ※コンポーネントのインストールの詳細に付いては、Delphi 付属のマニュ アルを参照して下さい。 ◆プロパティの説明 (1) property IniName: string INIファイルに状態を保存する場合に、INIファイル名を指定します。 パス名を省略するとWindowsディレクトリに作られます。 (2) property RegKey: string システム・レジストリに状態を保存する場合に、レジストリキーを指 定します。 (3) property RegRootKey: TPosSaverHKEY システム・レジストリに状態を保存する場合に、ルートキーを指定し ます。 (4) property UseRegistry: Boolean システム・レジストリに状態を保存する場合するか否かを指定します。 値 意味 True システム・レジストリに状態を保存する。 False INIファイルに状態を保存する ◆コンポーネントの使い方 (1) Formに[Additional]ページにあるControlBarコンポーネントを置き、 プロパティを次のように設定します。 Align : alTop AutoSize : True BevelKind : bkNone(好みですが...) RowSnap : False(Trueだと正しく復帰しません。) ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ (2) ControlBarコンポーネント上にToolBarコンポーネントを置き、 EdgeBordersプロパティの各値をすべてFalseに設定し、適当にボタン やセパレータを置きます。 ドッキングに対応させるために ToolBarコンポーネントのプロパティ を次のように設定します。 DragMode : dmAutomatic DragKind : dkDock (3) ToolBarPlaceコンポーネントをFormに置き、プロパティを設定します。 ◆使用上の注意 システム・レジストリに保存する場合、RootKey は「HKEY_CURRENT_USER」固 定となります。 ◆著作権等 本ソフトウェア及びドキュメントに関する著作権を含む一切の権利は、 田中 芳起が保有しています。 転載は、自由にして頂いて結構ですが事前に作者に許可を取ってください。 ◆使用責任 ご利用者が本ソフトウェアを選択・インストール・使用すること、および その使用したことによって生じた如何なる結果につきましても、著作権者 がその責任を負うものではありません。ご利用者が責任をもって使用して ください。 尚、当該使用条件についてご納得いただけない場合には、本ソフトウェア の使用を直ちに中止し、本ソフトウェアに関する全てを破棄してください。 ◆ユーザサポート バグレポート、要望、お問い合わせ等は、メールにてお願いします。 NIFTY-Serve : PFB01706 田中 芳起 (PFB01706@nifty.ne.jp) ※本文中に記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。 Microsoft、Windows、Windows NT は、米国マイクロソフト社の登録商標です。 Delphiは、米国インプライズコーポレーションの商標もしくは登録商標です。 File Name【TBP201_D5.LZH】 =====================================================================