Delphiは、Windows上で動く32bitアプリケーションをビジュアルなプログラミング環境で作成できる開発ツールであり、現在販売されている中では最高レベルのものである。特に実行速度と洗練された各種標準コンポーネントを使ったオブジェクト指向による開発効率の高さは、他のツールを寄せ付けません。 しかし、どんなに優れたツールでも長年アプリケーションを開発していると色々と不満や改良したいことが発生します。幸いDelphiは、Object Pascalで高度なコンポーネント技術を使うことができます。SuperEditは、Delphi標準の入力系コンポーネントを大幅に改良・機能拡張し、更に開発効率を高める目的で開発されたコンポーネント・セットです。 |
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SuperEditは、洗練された入力環境を実現する8種類のコンポーネントで構成されています。 |
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・InpText ・InpNumber ・InpDate ・InpComboBox ・LblText ・LblNumber ・LblDate ・LblComboBox |
テキスト入力コンポーネント 数値入力コンポーネント 日付入力コンポーネント 拡張コンボボックスコンポーネント ラベル付きテキスト入力コンポーネント ラベル付き数値入力コンポーネント ラベル付き日付入力コンポーネント ラベル付き拡張コンボボックスコンポーネント |
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InpText/LblText | ▲TOP | |||||||||
InpTextコンポーネントは、特定の文字種だけしか受け付けない「文字種限定入力」と、漢字データを入力するだけでふりがなを自動的に生成する「自動ふりがな機能」があります。 | ||||||||||
文字種限定入力 InpTextコンポーネントは、入力を許可する文字種をプロパティで簡単に設定できます。 このプロパティでは、漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベット、数字、記号の中から、入力を許可する文字種を指定できます。 また、漢字、ひらがなを除くすべての文字種において、全角と半角も区別することができます。 入力文字の自動チェック機能 InpTextコンポーネントは、入力された文字をチェックして、指定された文字種以外の文字を自動的に排除します。 このため、エンドユーザーの入力ミスを未然に防ぐための面倒なコーディングを大幅に削減できます。 自動ふりがな機能 氏名や住所等の入力では、後のデータ検索などのために漢字データにふりがなを添えることがよくあります。 InpTextコンポーネントには、漢字データを入力するだけでふりがなを自動的に生成する機能がありますので、エンドユーザーの入力作業の負担が飛躍的に少なくなります。 また、ふりがなの文字種は半角カタカナの他に全角カタカナ、ひらがなを指定することができ、取得したふりがなを別の入力コンポーネントに送ることもできます。 自由度の高い書式設定機能 InpTextコンポーネントは、フォーカスの取得、喪失時のコントロールの色やフォントを指定することができます。 このため、入力位置を直感的に判断できるためエンドユーザーの入力時のストレスを解消できます。 ガイダンス表示機能 InpTextコンポーネントは、フォーカスの取得時に、Hint文字列をステータスバーに表示することができます。 このため、入力ガイダンスを表示するためのコーディングが不要となるため、工数を大幅に削減できます。 移動キーの拡張 InpTextコンポーネントは、Windows標準の[Tab](タブ・キー)の他に[↑][↓](矢印キー)、[Enter](リターン・キー)によるコントロールの移動ができます。 |
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InpNumber/LblNumber | ▲TOP | |||||||||
InpNumberコンポーネントは、正または負の数値および金額の入力インターフェースを提供します。 | ||||||||||
自由度の高い書式設定機能 InpNumberコンポーネントは、通貨記号(¥,$)や位取りカンマの表示有無、マイナス値の表示色、ゼロのときの表示形式、フォーカスの取得・喪失時のコントロールの色やフォントを指定することができます。 入力文字の自動チェック機能 InpNumberコンポーネントは、半角数値と−(マイナス)および設定された小数点の記号(既定値は、”.”)以外の文字入力を排除する機能があるので、数値入力の正当性をコード中でチェックする必要がありません。 また、あらかじめ設定した上限値や下限値を越えた数値の入力を制限することもできます。 消費税の計算 InpNumberコンポーネントでは、TaxCalcメソッドとAsTax、AsPraice、AsTotalPriceプロパティを使って、内税と外税の消費税を簡単に算出できます。 ドロップダウン電卓・ポップアップ電卓 InpNumberコンポーネントは、プロパティの設定で簡単にドロップダウン電卓を使用することができます。 また、呼び出しキーや表示位置を自由に設定できるポップアップ電卓呼び出しメソッドも用意されております。 これによりユーザーは、入力中に簡単な計算を電卓機能を使って行うことができ、結果を入力コンポーネントに渡すこともできます。 各種データ型による値の設定と・取出し InpNumberコンポーネントは、次の4種類のデータ型の値設定と取出しが可能です。 @ Double型 (Valueプロパティ)または(AsFloatプロパティ) A Text型 (AsStringプロパティ) B Integer型 (AsIntegerプロパティ) C Currency型 (AsCurrencyプロパティ) |
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InpDate/LblDate | ▲TOP | |||||||||
InpDateコンポーネントは、西暦に対応した日付入力インターフェースを提供します。 | ||||||||||
自由度の高い書式設定機能 InpDateコンポーネントは、フォーカスの取得、喪失時のコントロールの色やフォントを指定することができます。 また、DisplayFormatプロパティを併用することにより、入力と表示書式を分け、複雑な日付の表示をプロパティの設定で簡単に実現することができます。 入力文字の自動チェック機能 InpDateコンポーネントは、半角数値と設定された日付区切り記号(既定値は、”/”)以外の文字入力を排除する機能があるので、日付入力の正当性をコード中でチェックする必要がありません。また、あらかじめ設定した上限値や下限値を越えた日付の入力を制限することもできます。 ドロップダウン・カレンダー InpDateコンポーネントは、プロパティの設定で簡単にドロップダウン・カレンダーを使用することができます。 AutoSelectの選択範囲指定機能(年、月、日、指定無し) InpDateコンポーネントは、フォーカスの取得時に、テキストの選択範囲を指定することができます。 常に入力する位置が一定の場合、このプロパティを設定することによりエンドユーザーの入力負荷を軽減することができます。 |
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InpComboBox/LblComboBox | ▲TOP | |||||||||
InpComboBoxコンポーネントは、Delphi標準のComboBoxコンポーネントの機能を拡張し、更に使いやすくしています。 |
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ドロップダウンリストの複数列表示 InpComboBoxコンポーネントは、ドロップダウンリストに複数列のデータを表示することができます。 また、編集ボックスに表示する列もプロパティで設定できますので面倒なコーディングを省略することができます。 ドロップダウンリストの任意文字列の取得機能 InpComboBoxコンポーネントは、ドロップダウンリスト内の選択された項目から任意の文字列を取出すことができます。 インクリメンタルサーチ機能 InpComboBoxコンポーネントは、入力されたデータとドロップダウンリスト内のデータと照合し、候補を自動的に表示するインクリメンタルサーチ機能が搭載されています。 ドロップダウンリストの幅を自動調整 InpComboBoxコンポーネントは、ドロップダウンリストの幅を項目(文字列)の最大長に自動的に調整することができます。 |
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・配布ライセンス 本ソフトウェアを使用して作成したアプリケーションは、何本でも販売(配布)して頂けます。別途、配布ライセンス料は一切不要です。本ソフトウェアの著作権に関しての表示をする必要もありません。 ・開発ライセンス 本ソフトウェアを使用しての開発は、コンピュータ1台につき1セット購入が原則となります。但し、ご登録者本人のみが利用するのであれば、複数のパソコンにインストールして利用することができます。 複数の開発ライセンス用にサイトライセンス割引の制度があります。詳細については、別途電子メールでお問い合わせ下さい。 ・開発ライセンス: ユーザー登録1名につき 3,500円 |
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SuperEdit は、次の環境で動作確認を行っています。 ・Windows10/Windows11 ・Delphi 2007〜Delphi11.0 Alexandria |
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