Q.SQLエディタの、「入力支援機能」とはどのようなものですか?
A.Visual NAVIには、SQL文を早く、正確に入力することを目的に「入力支援機能」が実装されています。
 1.SQLテンプレートを表示する
 2.テーブル、ビューの列情報を表示する
 3.テーブル、ビューの一覧を表示する
 4.テンプレート・ファイルの設定方法
 
1.SQLテンプレートを表示する
下図のように、SQLエディタで「?SELECT」と入力して、[Ctrl]+[スペース]を押下すると、
あらかじめ設定されている検索キーワードの一覧が表示されます。
 
 該当の項目を選択すると、次のようにSQLエディタにテンプレートを表示します。
 
※上の例では、検索キーワードに「?SELECT」を指定しましたが、「?SEL」でも同等の結果を得ることができます。
  Visual NAVIは、入力された検索文字列でテンプレート・ファイルの検索キーワードを「前方一致」で検索し、リストボックスに表示します。
 
2.テーブル、ビューの列情報を表示する
下図のように、SQLエディタでテーブル(ビュー)名を入力して、「.(ピリオド)」を押下すると、該当テーブル(ビュー)の列名、
データ型、桁数が表示されます。
 
3.テーブル、ビューの一覧を表示する
下図のように、SQLエディタで[Ctrl]+[T]を押下すると、ログオンしているスキーマからテーブルとビューを検索し、表示します。
 
 ログオン以外のスキーマから一覧を取得する場合は、まずスキーマ名を入力後、[Ctrl]+[T]を押下します。
 
 
4.テンプレート・ファイルの設定方法
入力支援機能のテンプレート表示は、Visual NAVIの実行ディレクトリにある「NAVI.TPL」から行います。
このファイルは、テキスト形式のファイルですから、メモ帳等のエディタで自由に編集、使用することができます。
ここでは、テンプレート・ファイルの構造とその設定について説明します。
(1).テンプレート・ファイルの構造
 
(2).ヘッダー部
ヘッダー部は必ず「[ ](カギ括弧)」で括り、検索キーワードと説明文を「(パイプ)」で区切って指定します。
尚、パイプ文字の前後は、一文字のスペースを挿入します。
 
(3).コード部
ヘッダー部から次のヘッダー部までが、コード部として認識されます。この間は、SQLエディタに表示させたいコードを自由に設定することができます。
コード部内で(パイプ)を指定すると、コードが選択表示された時に、カーソルをその位置に設定することができます。